2014年10月05日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜ち

【ちいと】                              すこし
【ちいとない】                        すこしのあいだ



「ちいと」は「少し」「ちょっと」と言う意味の名古屋弁です。
「ちょっと」や「ちょこっと」に比べると少数派になりつつあります。


「まあちいとちゃんと仕事してまえんと辞めてまうでね」
『もう少しキチンと仕事してもらえないと辞めてもらいますからね』

「ちいとない待っとったってちょう、じき来るはずだで」
『少しの間待っててあげて下さい、すぐに来るはずだから』

「ちいとは手加減したらな試合になれせんがね」
『少しは手加減してあげないと試合になりませんよ』



「ちいと」はもともとは「ちと」が変化した言葉で、四日市方面でも同じような表現があるようです。
「ちと」は「ちと遅かった」とか「ちと早かった」のように今でも使いますので、「ちいと」は絶滅危惧ことばといえるかもしれません。








おやじ 「たか坊、ちいと静かにしてくれんかや」

ぱっち 「子供は泣くのが仕事みてゃあなもんだでいかんわさ」

おやじ 「ほんでもまあちいとくりゃあ静かに泣いてくれてもバチあたらんのとちゃう?」

ぱっち 「静かに泣くのは葬式の未亡人くらいだわなも」

おやじ 「おかあちゃんはよきゃあてきてくれんかなも」

ぱっち 「そういやあどこいかしたの」

おやじ 「デパート行く言うとったけどが」

ぱっち 「買いもんかぁ、女の買いもんはなぎゃあでなぁ」

おやじ 「ほんならぱっちさん、あんたがたか坊おぶってどっか連れてったってちょう」

ぱっち 「俺かい」



patchjin at 17:00│Comments(0)TrackBack(0)なごや弁 

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