2014年08月28日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜つ

【つかいさし】           使いかけ




「つかいさし」は「使いかけ」の意味です。「〜さし」として様々な途中を表します。
例えば「食べさし」「飲みさし」「書きさし」「読みさし」「入れさし」などが挙げられます。



「使いさしにしたなりのペンキがあるけどが風邪引いてまっとるかもしれん」
『使いかけにしたままのペンキがありますが乾いてしまっているかも知れません』

「ちょこっとだけ残った使いさしのスプレー缶を捨ててくヤツ誰だぁ!」
『少しだけ残った使いかけのスプレー缶を捨てていく人は誰ですか!』


「〜さし」の中であえて「使いさし」をつの段に入れた理由は、明らかに関東では通用しないことばだからです。
恐らく関西や岡山などでは「使いさし」は通常使われる事もあり、名古屋地方だけのことばではないと指摘される方も多かろうと思います。





おやじ 「おい、だれでゃあ飲みさしの炭酸こんなとこに置いとくヤツ」

ぱっち 「いま飲んどるとこだがね」

おやじ 「ぱっちさんかね。おらせんもんでほかったるかとおもったがや」

ぱっち 「おやじさんこそ使いさしのニス工場(こうば)にほかったったがね」

おやじ 「ニスしまってまったのぱっちさんだったんか」

ぱっち 「なんでぇ、まあちょこっとでけつまづいてこぼすとこだったんだに」

おやじ 「これから使おう思って出しといたるんだで勝手にしまわんといてちょう」

ぱっち 「ほんならおやじさんこそ飲みさしで置いたる炭酸勝手に処分せんといてちょうすか」

おやじ 「ちゃんと誰のだきいたがや」

ぱっち 「そりゃ失礼しました」

おやじ 「ぱっちさんに標準語で言われると馬鹿にされとるようにしか聞こえんな」




patchjin at 19:30│Comments(0)TrackBack(0) なごや弁 

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