2013年11月

2013年11月28日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜と

【ど〜】                            接頭語   強調
【〜ん】                            接尾語   重ね言葉の最後に付けて強調


以前「どえりゃあ」でも説明しましたが、ある単語に「ど」を付けることでその単語の意味を強調します。
ただ、なににでも付く訳ではありません。

「ドブス」はありますが「ど美人」や「どきれい」はありませんし、
「どえらい」はあっても「どらくちん」はないです。
「ど真ん中」はありますが「どふち」「どはじ」はありません。
「どすけべ」には「クソまじめ」となりますし
「どけち」「ド近眼」などはもう名古屋弁かどうかも怪しいものです。


名古屋では重ね言葉にも決まった接尾語を付けて単語を強調することがあります。
「ときとき」でもでてきた「ときんときん」が良い例です。
名古屋人には「ときとき」よりも「ときんときん」の方がよりとんがって聞こえます。

「かちかち」は「かちんかちん」
「かちこち」は「かちんこちん」
「ちんちん」は「ちんちこちん」
「つんつん」はつんつくつん」
「つるつる」は「つるんつるん」
「ドロドロ」は「どろんどろん」
「べろべろ」は「べろんべろん」

でも、「にこにこ」を「にこんにこん」とは言いませんし、
「てくてく」を「てくんてくん」とも言わないように、「ど〜」と同じく「〜ん」にも付くものと付かないものがあるようですね。

あ、今回はぱっちさんとおやじさんにはお休み頂きました。
たまには休ませてあげないとね。







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2013年11月27日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜と

【どうぞこうぞ】                    どうにかこうにか 



「どうぞこうぞ」は文字通り「どうにかこうにか」の名古屋読みです。
類似した言い回しに「どうぞして」と言うのがありますが、これは「どうにかして」と言う意味になります。
「あっちこっち」や「そこかしこ」と同じく「どうぞして」が強調された言い回しです。


「どうぞこうぞ生きとります」
『どうにかこうにか生きています』

「どうぞこうぞかんこうしてやっとこせできたがや」
『どうにかこうにか工夫してやっと出来ました』


ぱっちも最近は「どうぞこうぞ生きとります」です。

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2013年11月26日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜と

【とうめんこ】                        通せんぼ   通り道をふさぐ 通行止め


「とうめんこ」は道を塞いだり塞がれていたりした時に使う名古屋弁です。


「おい、八熊(やぐま)の交差点警察がとうめんこしとったに」
『おい、八熊の交差点警察が通行止めしていましたよ』

「今日名古屋城行ったら本丸御殿の入り口でとうめんこしとるヤツおったで」
『今日名古屋城に行ったら本丸御殿の入り口を塞いでいる人がいましたよ』


最近は「とうめんこ」や「通せんぼ」という言葉自体あまり聞かなくなりましたねぇ。


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2013年11月25日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜と

【どえらい】                         とてつもない  とほうもない 
【どえりゃあ】                      意味は同じ


「どえらい」は「えらい」の強調形です。
「ど」を付けて強調する言葉〜「どぎつい」「どすけべ」「どけち」「ど真ん中」「どたあ(わ)け」と同じ「ど」付言葉になります。
ただ「どえりゃあ」はCMなどによって単語として定着した感がありますね。


「まぁかん、どえりゃあえりゃあ」
『もうダメです、とてつもなくダルいです』

「タモリはどえらい迷惑な事言ってくれたわ、今どき「えびふりゃ〜」なんてだぁれもいえせんて」
『タモリはとてつもなく迷惑な事を言いました、今どき「えびふりゃ〜」なんて誰も言わないです』


余談ですが、名古屋弁の「えらい」は「偉い」、「ダルい・疲れる」、「大層な」と言う三つの使われ方をします。
なので、「偉い人」は『えらいさん』、「大層疲れる」は『えらいえらい』、になったりします。

「えらいさんのお供はで〜りゃあえりゃあでかんわ」

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2013年11月21日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜と

【ときとき】                             先端が尖っている様子
【とっきとき】                          少し強調
【ときんときん】                      少し強調       
【とっきんとっきん】                かなり強調


これらが一番使われるのは鉛筆を削った後ではなかろうか。
他にも爪楊枝の先やバラやサボテンの刺などもこれらを使って表すことがあります。


「見てみぃ、今削ったばっかだでとっきんとっきんだに」
『見てごらん、今削ったばかりだからすごく尖ってるよ』

「花はキレイだけど、こんだけトゲがときんときんしとったらあむなてかなわんな」
『花はキレイだけれど、これだけトゲが尖っていたら危なくてかないませんね』

「この鉛筆削りすげ〜!とっきときになるげ〜」
『この鉛筆削りすごい!芯がよく尖るよ』


昭和30年代生まれの名古屋の小学生なら必ず知ってるのがこの「ときとき」(笑)。
それ以外の世代でも知ってはいると思いますが、シャープペンシル(シャーペン)の登場以降は鉛筆を削ると言う行為そのものが下火になって行くので、「ときとき」を使う機会もだんだんと減ってしまいます。
その点、三菱のuniのケース入り鉛筆をこよなく愛した世代には非常になじみ深い名古屋弁です。



     
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