2012年09月

2012年09月30日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜ひ

【B紙(びーし)】             模造紙(B模造紙)


「びーし」は小中学校で馴染みのあるなごや言葉です。
壁新聞やグループ発表の時に活躍する大きな模造紙の事で、ツヤのある模造紙をA模造紙、ツヤ無しの模造紙をB模造紙と呼んでおり、学校で良く使われたのがB模造紙である事から「B紙」と呼ばれるようになったとの説が有力です。


「おーい、班長は職員室までB紙取りに来いよ」
『おーい、班長は職員室まで模造紙取りに来いよ』

「B紙に書くんだでもっとふっといマジックだないと駄目だて」
『模造紙に書くのだからもっと太いマジックじゃなきゃダメだよ』


もう一つの説は、B1サイズの紙だからと言うものですが模造紙のサイズはB1ではないので、もしこちらの説が正解だとするとB1サイズ位大きな紙だからという事になってしまい、少々説得力にかけちゃいますね。




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2012年09月29日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜ひ

【ひきずり】                   すき焼き(牛肉・鶏肉)


「ひきずり」については牛肉を焼く時に引きずるようにするからと言う説とかしわ(鶏肉)で作ったすき焼きの事を「ひきずり」と言う(こちらの理由は鍋の中の鶏肉や野菜を小鉢に入れる時に鍋の縁から引きずるように入れる事から)説の二通りを聞いたことがあります。


「今日スギモトで牛肉が安なっとったでひきずりでもしよか」
『今日スギモト(有名な牛肉店)で牛肉が安くなっていたのですき焼きでもしましょうか』

「かしわのひきずりがくいてゃあなぁ〜」
『鶏肉のすき焼きが食べたいなあ』


私の実家ではひきずりと言えば専ら「かしわ」で作るすき焼きの事でした。
最近は「ひきずり」と言う言葉自体が死語に近い感じですので、名古屋弁としても古語の部類に入ってしまったような気がします。




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2012年09月28日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜ひ

【ひしゃげる】                平らに潰れた様子


「ひしゃげる」は「ぺしゃんこ」とか「ぺちゃんこ」と同じような意味で使います。
活用は「潰れる」とほぼ同じで「ひしゃぐ」「ひしゃげた」「ひしゃげてまった」などと使い分けます。
この「ひしゃげる」は漢字で(拉げる)と書く標準語で名古屋弁ではありませんが、全国的に見るとあまり使われていないのに名古屋言葉としては良く使われるようなので紹介しました。


「ひっどいもんにぶつかっとるなあ、でらひしゃげとるがや」
『相当ひどくぶつかってますね、すごく潰れてしまってます』

「カバンの中に入れといたら握り飯がひしゃげてまったがや」
『カバンの中に入れておいたらオニギリが潰れてしまいました』


そう言えば、昔まだ皮の学生鞄が主流だったころ、本来教科書等を入れてパンパンになるはずの鞄をわざとぺっちゃんこにひしゃいで持って来ている人達がいましたっけ。
中には、カバンの中に鉄板を入れてケンカの時に使うとか言ってた人もいましたな。





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2012年09月27日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜ひ

【ひずがない】               元気がない    覇気がない    顔色が悪い


「ひずがない」は「づつない」と並んで今でも比較的良く使われる名古屋弁だと思います。


「どおしやあた、ひずがにゃあけどがでゃあじょうぶかね」
『どおしました、元気がないけれど大丈夫ですか?』

「あいつ今日ひずがない顔しとったけど何かあったんか」
『あいつ今日覇気がない顔していたけれど何かあったんですか?』


ちょっと物憂げな感じもする「ひずがない」、「ひずのない」と言い換えて使う事もあります。





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2012年09月26日

珍明解現代なごや言葉あれこれ〜ひ

【ひっつく】                     くっつく
【ひつまぶし】                うなぎの食べ方の一つ
【ひつまむし】                ひつまぶしに同じ



「ひっつく」は文字通りくっつく事を言います。
「ひつまぶし」は名古屋でうな重、うな丼と並ぶうなぎ料理のメニューになります。
「ひつまむし」はうなぎ飯の事をマムシと言う関西の隠語からの流れであり、こちらでも十分通用します。
また、「ひつまぶし」はあつた蓬莱軒が商標登録しています。


「ひっつき虫にめちゃめちゃひっつかれてまったがや」
『オナモミの実にめちゃくちゃくっつかれてしまいました』

「今日いば昇でひつまむしたべてこまい」
『今日はいば昇でひつまぶしをたべていきましょうよ』


巷では、ひつまぶしの発祥は商標登録もしている名古屋市熱田区の「あつた蓬莱軒」であると言うのが一般化していますが、一方で名古屋市中区にある「いば昇」が発祥と言う説も根強く存在しています。




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